当施設では医療関係者の方や、医療関係者の方からのご紹介で身体トラブル等の改善に訪れる方々にもご利用を頂いております。 今回は医療や福祉の現場で歩行分析に用いられている倒立振子理論やランチョ・ロス・アミーゴ方式(歩行分析のグローバルスタンダード)等を用いながら当施設のトレーニングについて考察してみたいと思います。...
「歩きながら物を食べてはいけません」 「静かに歩きなさい」 子供の頃、親や学校の先生等から道徳的意味合いで誰しも一度は言われた事が有る言葉ではないでしょうか? 諸外国と比較して宗教による道徳教育が一般的ではない日本では、道徳観は武士道に大きく由来していると言う有名な説が有ります。...
姿勢改善により重心位置を引き上げ身体パフォーマンス向上を図る コンタクトスポーツや武道等で日本人選手が欧米の選手と試合をする時の当たりの弱さ(フィジカルの弱さと表現される場合も有ります)が話題に成る事が有ります。 フィジカルの弱さを生み出す要因の一つとして人種による姿勢(骨格)の違いが指摘される事が有ります。...
(トレーニングの方向性とリンクした眼の扱い方) 眼をリラックスさせる事の大切さ 当施設のトレーニングでは身体をリラックスさせる事を重要視して一つの大きなテーマにしています。 それは眼の扱い方に於いても同様です。 眼や口元等顔の緊張は身体の動きにも影響を与えます。...
トレーニングにより空間認知機能(3次元空間において自己と空間の相対的位置関係を把握する働き)や感覚統合機能(様々な感覚を整理する脳の働き)が改善されたと思われる事例...
静岡県での昇段トーナメント試合を制し黒帯と成った中学2年生のT・G君。 彼が所属し私が指導させて頂いている山梨県甲斐市の道場では黒帯に昇段した者は団体の上級者が鎬を削るトップカテゴリーのエキスパートクラスへ挑戦する流れが出来つつ有りました。 T・G君もその流れに乗りエキスパートクラスの試合へ出場を決めました。...
筋肉の負荷調節(伸縮)と第三の梃子構造 1、重力下での動作に於ける筋肉の負荷調節 動作についての考察は総合的に様々な事象、因子が重なり合い非常に複雑です。 今回は日常生活動作やスポーツ競技動作に於ける特定の筋肉群の活動(負荷の調節)や身体の構造や仕組みについて少し見て行きましょう。...
以前、大きな力を発揮する為の動作では重心移動を先行させる必要が有るとお伝え致しました。 実際、本施設でのトレーニングも前方や側方へ身体を傾けながら重心を移動してハンドルやペダル操作をして頂くトレーニング種目が殆どです。 重心の移動を先行して頂く中でご注意して頂かなければならない重要なポイントが御座います。 それは頭の動きです。...
腰を回したり腰を捻るとは通常良く聞く言葉ですが骨盤の上に有る腰の骨の腰椎は実は大きく捻れる構造には成っていません。 腰椎は5つの骨で構成されていますが各骨の捻れる角度は個々で1度程度で5つの骨を合わせても合計5度程度です。これを無理やり捻ってしまうと大変な事に成ってしまいます。...
1、筋肉の柔軟性向上や関節の可動域拡大が目的の場合 出来るだけ負荷を軽くして自分が思うより(意識するより)ゆっくり動かしてみて下さい...