静岡県での昇段トーナメント試合を制し黒帯と成った中学2年生のT・G君。 彼が所属し私が指導させて頂いている山梨県甲斐市の道場では黒帯に昇段した者は団体の上級者が鎬を削るトップカテゴリーのエキスパートクラスへ挑戦する流れが出来つつ有りました。 T・G君もその流れに乗りエキスパートクラスの試合へ出場を決めました。...
筋肉の負荷調節(伸縮)と第三の梃子構造 1、重力下での動作に於ける筋肉の負荷調節 動作についての考察は総合的に様々な事象、因子が重なり合い非常に複雑です。 今回は日常生活動作やスポーツ競技動作に於ける特定の筋肉群の活動(負荷の調節)や身体の構造や仕組みについて少し見て行きましょう。...
以前、大きな力を発揮する為の動作では重心移動を先行させる必要が有るとお伝え致しました。 実際、本施設でのトレーニングも前方や側方へ身体を傾けながら重心を移動してハンドルやペダル操作をして頂くトレーニング種目が殆どです。 重心の移動を先行して頂く中でご注意して頂かなければならない重要なポイントが御座います。 それは頭の動きです。...
腰を回したり腰を捻るとは通常良く聞く言葉ですが骨盤の上に有る腰の骨の腰椎は実は大きく捻れる構造には成っていません。 腰椎は5つの骨で構成されていますが各骨の捻れる角度は個々で1度程度で5つの骨を合わせても合計5度程度です。これを無理やり捻ってしまうと大変な事に成ってしまいます。...
1、筋肉の柔軟性向上や関節の可動域拡大が目的の場合 出来るだけ負荷を軽くして自分が思うより(意識するより)ゆっくり動かしてみて下さい...
投薬や治療を受ける前に試して頂きたい事=身体を整える 自律神経のバランスが崩れる事で肉体的、または精神的な不調を来す事は広く知られています。 自律神経のバランスが崩れる原因の一つに身体の過緊張(硬化)を挙げる事が出来ます。...
マシーンから負荷を受ける際、負荷を逃がしてしまう様なフォームですと身体の根幹部の柔軟性が高まりません。 また、筋肉が伸ばされて生まれた力を返す際、力を漏らしてしまう様なフォームですと筋出力を向上させる事が難しく成ってしまいます。...
筋肉には一つの分類の仕方として、関節を伸ばす時に働く伸展筋群と関節を曲げる時に働く屈筋群が有ります。 日常生活動作を楽に効率良くしたり、高いスポーツパフォーマンスを発揮する為には自分の身体に対して内向き方向ではなく、外側方向へ力を効率よく伝えなければ成りません。...
正しいマシーンの操作方法をご理解頂くことでトレーニング効果を最大限に引き出して頂くことが出来ます。トレーニングの方向性をご理解頂き今後のトレーニングのお役に立てて頂けたらと思います。 1 負荷を体幹部の大きな筋肉群で受け、大きな筋肉群から末端(手足)へ出力していくこと...
トレーニング種目の組み合わせ方は筋筋膜経線を基に考えます。筋筋膜経線上に存在する筋肉は機能的に同じ役割が有り関係し合っていますので、2~3種目を組み合わせて経線全体を動かす様にする事で身体の機能改善、スポーツ競技のパフォーマンスアップ等により効率的、効果的に取り組んで頂く事が出来ます。長く取り組まれている方はトレーニング種目の組み合わせを整理して頂く事も有効かも知れません。トレーニング種目の組み合わせ見直しをご希望される方はトレーナーまでお申し付け下さい。